歯を残すために生きてます？
歯を残すことに夢中になるあまり、患者さんの生活のバックボーンを考えることができなくなっていた時期もありました。
「なぜちゃんと通ってくれないんだろう。」
「なぜちゃんと歯を磨いてくれないんだろう。」
と悩んで、患者さんのバックボーンを考えずに、無理やり自分の考えを押し付けていた時期もありました。
「怖い」
これが歯科医院の印象のほとんどではないでしょうか。
これは、どんな痛い思いをするのか、どのような治療をされるのか、などといった歯科治療に対する不安から生まれてくるにほかなりません。
そこで我々は、歯科治療の第一段階を患者さんの不安な気持ちを取り除くこと、そして患者さんとの本当の意味での信頼関係の上で適切な治療を施すことと考えております。
そのためには、我々一人一人が患者さんの立場に立って、なにが必要なのかひとつひとつ考えていかなければならないと思っております。
吉村歯科医院では歯科治療の新しい取り組みとして、患者さんに痛みを与えずリラックスして治療を受けていただくことを目標とし、常に良質な医療を提供できるよう、スタッフともども技術と人間性の向上を図るようつとめていきます。
当医院ではまず麻酔を打つ前に表面麻酔を歯肉に塗り、表面が痺れたのち、一番痛くない柔らかい粘膜に33G(0.26mm)という一番細い針を使い麻酔を打つようにしています。
あってはいけないことですが、もし持病を持っている患者さんや高齢者の患者さんなどに何かあった時に対応できるように、AEDや救急蘇生器具を設置しています
肝炎ウイルスやMRSA(抗生物質の効かない細菌)などによる院内感染を防ぐために、タービンや様々な治療器具を滅菌パックで保存することにより衛生的な治療をおこなっています。
歯科独特の臭いを空気清浄機で取り除き、アロマテラピーを行い、治療時の患者さんの気持ちを和らげます。
麻酔が効くまでなどの待ち時間は、ipadや海を連想する絵などを見ながら待ってもらい、歯科治療を忘れてもらいます。
クラッシック、フュージョン、ジャズ、ハワイアン、クリスマスなど、季節ごとに変わるリラクゼーションミュージックなどを流すことにより、治療時の嫌な音を和らげます。今総入れ歯を入れている方は、若い頃自分が総入れ歯になるとは想像していなかったのではないかと思います。
総入れ歯になってしまった原因は様々です。
その原因をまだ歯があるうちにちゃんと見つけ出して、取り除いていくべきです。
ただ、その原因を探すのは並大抵のことではできません。
レントゲン、CT、ルーペ、顕微鏡などを駆使して診査することはもちろん、様々な知識やテクニックが必要になって来ます。
それを会得するために、数多くの勉強会や、国内外での学会への参加や発表、そして院内での症例検討会などの研鑽を積むことにより、様々な知識やテクニックを会得し、患者さんそれぞれの歯を守るために努力していくことをお約束します。
必要な場合はコンサルテーションを行うことにより、患者さんの歯を守っていこうと考えています。
海外での勉強
アメリカ歯周病学会 会長 Dr.Terrence J. Griffinと
講演会
院内勉強会
コンサルテーション
CT
顕微鏡歯を残すために生きてます？
歯を残すことに夢中になるあまり、患者さんの生活のバックボーンを考えることができなくなっていた時期もありました。
「なぜちゃんと通ってくれないんだろう。」
「なぜちゃんと歯を磨いてくれないんだろう。」
と悩んで、患者さんのバックボーンを考えずに、無理やり自分の考えを押し付けていた時期もありました。
患者さんは、歯医者に来るために生きているわけでもないし、歯を磨くために生きているわけでもありません。
子供が小さい人は、子供を寝かしつけているうちに歯を磨かずに眠ってしまうこともあるでしょう。
毎日接待で帰りが遅い人は、酔っ払って家に帰ればそのまま寝てしまう場合もあるのではないかと思います。
確かに難しいケースだと、治るまで何年もかかる場合があります。
時間をかければ治療のクオリティは上がります。
すごくよく治っている患者さんは、治療に時間がかかっている場合が多いです。
時間に余裕がある方は、是非時間をかけて治療させてください。
しかし、私自身も現在何年もかけて歯医者に通うのは難しいです。
よって、患者さんの今おかれている状態を理解して患者さんのできる範囲で通っていただくことが大切だと考えています。
そのため当医院に来院する患者さんは、是非今の状況を私たちにお話しください。
その中でできることを精一杯やっていくのが、私たちの使命です。
忙しくて本当に痛くならないと、来ていただけないことが多いです。
ただ痛いときは麻酔が効きにくいです。
よって痛みを感じてしまい、ますます歯医者が嫌いになり、そしてますます本当に痛くならないと歯医者に行かなくなってしまいます。
痛みを与えないため最大限の努力をいたしますので、この負のスパイラルを断ち切り、我々と患者さんがともに同じ目標を持って進んでいくことを、目指していきます。
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